使用頻度によっても異なりますが、パイプオルガンの音色を守り続けるためには、年に2回程度の保守点検を行うのが理想的です。
特に製作されて間もないオルガンは充分に成熟していないため、部材の各所で微細な変動が生じます。こういった変動を随時修正し、メンテナンスすることが、荘厳なパイプオルガンの音色を時代を超えて引き継いでいくための重要な作業となるでしょう。
長年、使い続けられたパイプオルガンは、部材に使用される革が劣化したり、消耗品であるフェルトなどに摩耗が生じます。また、歌口部にたまったほこりはパイプの音色に悪影響を与えます。
15年から20年おきに、こういった様々な問題を解消し、良好なコンデションを取り戻すオーバーホール(改修)もオルガンの音色を守り続けるために重要な作業となります。、 |
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◆ 勝浦オルガン工房が携わったパイプオルガンのメンテナンスの事例 ◆ |
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